アメリカで不妊治療はじめました

2020年3月からはじめた不妊治療について綴っていきます

不妊専門病院での初診と方向性

初診はzoomで行われました。

 

それまでにポータルサイト上で8枚くらいある問診票や保険証の登録などもすませておいてと言われていました。

 

個人情報や家族の健康状態など日本と同じようなもの(もう少し詳しめ)でしたが、1点アメリカらしいと思ったのが、”薬受取用の近場の処方箋薬局”の名前と住所を書いたことです。処方箋はナースから直接処方箋薬局に連絡が行き、準備ができたら取りに行くと言う形になっています。私は近場のwelgreensを選びました。

 

 

いざ診察!

 

時間になったらポータルサイトのアポイントのリンクのところにzoomのリンクが出るのでそれをクリックするだけ。10分前にはzoomに入っておいてね〜と言われたのですが、結局10分くらい押して始まりました。

 

男性の先生で、予め前の病院での検査結果を送っていたのでそれを見ながら問診が始まりました。

私の方は結果を見たところ問題ないけれど前回受けてから3ヶ月くらい経っているので、一度改めて血液検査をしてみましょうとのこと。

夫は、やはり結果の奇形精子の数について指摘されました。因みに初めて聞いたのですが、男性不妊のことを”Mild male factor infertility”と言う様です。mildと呼んでいました。

 

これらの結果から、3回ほどIUI(人工妊娠)のプロセスをして、それからIVF(体外受精や顕微授精)に取り掛かりましょうと言われました。

 

が・・・!!

 

・私たちは精子の問題から顕微授精の可能性が高いと思っていること
・今年の夏には私たちの住んでいるマサチューセッツ州を離れて違う州に移る可能性があること

 

と伝えると、

 

「じゃあIUI1回してみて、ダメだったらIVFに移行しよう!」

 

と先生が!

 

ラッキー♪

 

しかも、先生から「マサチューセッツの不妊治療のカバレッジはめちゃくちゃ良いから、マサチューセッツにいるうちに何とか可能性が上がることを試しましょう」と言ってくれました◎◎◎

 

全然知らなかったですが、先生曰くマサチューセッツの保険は全米で一番らしいです!正直金額面のことでビクビクしていたのですが、これを知ってたならもっと早く不妊治療初めておけばよかった・・・まぁ、その時はまさか自分が不妊治療するとは思っていなかったのですが笑。

 

とにかく伝えたいのは、マサチューセッツに住む可能性があって子供のことを考えている方がいたら、なるべく早めに検査とか受けてみてください!もちろん、どんな保険に入っているかによりますが、かなりカバーしてくれるようです。

 

私自身でも、"best states for fertility coverage"とかで検索したところ、The National Infertility Associationによるレポートが出てきました。

Fertility Scorecard - RESOLVE: The National Infertility Association

※このレポートは、IVFの保険を提供してるかや不妊専用クリニックの数など含めて評価されています。

 

リンクの画像をみてみると、ドクターの言ってた”マサチューセッツが全米1位だよ!”は盛りすぎかもしれませんが、メリーランド州、ニュージャージー州、ロードアイランド州、マサチューセッツ州には”A”の色分けがしています!

一方、アラスカ州、ワイオミング 州、カンザス州、ミシシッピ州は”F”なので、もちろん保険によりますが高額になる可能性もありそうですね・・・

今後移動するかもしれない可能性のニューヨーク州は”Aマイナス”、カリフォルニア州&ワシントン州は”Bマイナス”、となっています。

 

はぁ、マサチューセッツにいる間に妊娠できると良いなぁ。。。

 

 

そんなこんなで、IVFに進む期間が短くなったのはすごくラッキー!男性不妊と言うのがわかっているので、ちゃちゃっと可能性が高いプロセスに進みたかったのです。合理的なアメリカに感謝です!

 

 

IUIの治療に関しては、診察日の次の日から生理がきそうだったので、その次のサイクル(2021年1月)から始めることになりました。それまでにいくつか私&夫共に検査を受けることにしたので次はそれについて書きます!

 

 

あ、治療費についても今後書いていきますね!