アメリカで不妊治療はじめました

2020年3月からはじめた不妊治療について綴っていきます

男性不妊・精索静脈瘤

IUI(人口受精)も終わり結果を待っている間に、夫は以前バーチャル診察をしていた泌尿科にて、精密検査をして来ました。

夫が受けた検査は睾丸の超音波検査(エコー)と血液検査の2つです。

エコーの検査後すぐ結果を教えてもらい、精索静脈瘤があると診断されました。この精索静脈瘤、夫も前々から男性不妊ということでググっていて知った症状でした。

精索静脈瘤を簡単にいうと・・・・
睾丸から腎臓?に向かう静脈(つまり上に向かっていく静脈)は本来、逆流しないように弁という蓋をする機能によって逆流を防いでいますが、その弁の機能が何らかの原因によって低下してしまい、血液が逆流してしまい精巣にコブのようなものができてしまいます。そのコブによって暖かい血液が精巣内に滞留してしまい、精巣が温められることで精子を作る機能が低下してしまいます。(よく男性不妊の場合、ブリーフを履くな、睾丸を温めるなと言われますが、それも精巣が温められることによって精子生成機能が低下してしまう為です) また、男性不妊の原因の40%は精巣静脈瘤で、この治療をすることで非常に高い効果が見込まれるとのこと。

あくまで私が英語で先生から聞いた限りの内容なので、精索静脈瘤で検索して日本語の正確な情報を調べてみてくださいね!

 

ドクターいわく、アメリカでは精索静脈瘤が3mmを超えると治療(手術)の対象になるそうですが、夫は3mm。ギリギリ様子見でokとのこと。また、アメリカでの精索静脈瘤の治療方法は、血管の中に管を入れそこから弁の変わりになるコイルのようなもの入れる手術のようです。日本では、静脈のコブの手前を切ってしまう手術が受けられるそうで、夫的にはアメリカで治療ではなく日本での手術を受けたいとのこと。
ちなみに、精索静脈瘤のことは英語でvericoceleと言います。

 

 

また、血液検査の結果からテストステロンの数値が低いこと、また以前受けた精液検査ではmotility(精子の運動率)が低いこともあり、クロミッドを週3回3ヶ月間飲むように勧められました。男性でクロミッド飲むの?!と思いましたが、テストステロン=男性ホルモンが低いのを補う為だそうです。

 

その他、男性不妊に特化したすんごい高いサプリ!も勧められ・・・仕方ないけど効果あるなら・・・って買ったけど高いよ〜笑。1ヶ月$99です!これで良くなってほしい!
こちらが先生おすすめのサプリ↓

ConceptionXR Motility Support Supplementtheralogix.com

 

 

 

この泌尿科での検査は2月の頭だったので、今年の夏に確実に一度日本帰国することがその時点で決まっていた為、日程や治療の方法含め、日本で治療を受けた方がいいよねという話になりました。精索静脈瘤の治療は日本でもアメリカでも保険適用外らしいのですが、日本の場合医療費控除の対象となるのでアメリカよりも確実に安くすみそう!

 

ちなみに、治療をしても精子の質が改善するのは半年くらい経ってからなので、今回のアメリカでの不妊治療は人口妊娠・体外受精というプロセスで進め、今後第二子?第三子?(気が早すぎ?笑)の為の治療となりそうです。

 

ひとまず、夏まではクロミッドだけの治療で様子見です〜〜〜

 

 

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〜〜追記〜〜
3ヶ月後、男性不妊が改善された話↓

ceri426.hatenablog.com